routine 開発までの道のり その①

こんにちは。設計の松浦です。

KOBE STYLEがタイルのユニットバスをはじめて10年目。

フルオーダーの為、お客様の満足度が高く、その分コストがかかっていたユニットバスですが、洗面化粧台とともに、『routine』というセミオーダーバスブランドを開発いたしました。

今回は開発の背景や製品に込めた想いをお伝えします。

オーダーユニットバスとの出会い

大阪国際見本市「LIVING&DESIGN」でフルオーダーユニットバスを発表したのが2015年でした。

これは私がKOBE STYLEに入社する前の話になりますが、面接を受けたタイミングはちょうど展示会に出展することでKOBE STYLEがバタバタしていた時期でした。「よかったら見に来てね。」

・・・試されているのだろうか。

ものすごいプレッシャーを感じながら展示会に行ったことを思い出します。

差し入れにオロナミンC10本入りをリュックに入れ、ガラコロいわせながら会場に向かいましたが、人だかりができたお洒落なKOBE STYLEのブースで出すタイミングが見つからず、ガラコロいわせながらトボトボと自宅に帰ったことは今では笑い話になっています。

「え?あのこ、ほんとに来た。」って雰囲気だったこと、今でも忘れていませんよ!

当時 ユニットバスと言われても正直ピンときませんでした。そもそもユニットバス=プラスチックとか樹脂のお風呂。その仕組みなんて考えたこともありません。タイルのバスといえば在来工法。階上に設置する場合やメンテナンス性でいうとユニットバス。そして、バスルームとは住宅の計画段階の最初の方で減額を考える場所というイメージ。

その後、無事入社して何件がバスを納めさせていただき、少しずつそのメリットやカッコよさを実感していきます。

柱型や勾配天井も対応でき、自由度があります。機能をそぎ落とすこともできるし、逆に付け加えることもできる。そして何より、水漏れなどのリスクに対する安心感。

ただ、フルオーダーユニットバスは一点ものです。それをつくるためにパンの型からおこすとか、その見えない部分にかかるコストとか。私自身がもし、リフォームや新築を建てるとなると、予算を他にまわすかもしれない。

というのも、私自身のバスタイムの在り方に原因がありました。その頃の私のバスタイムはというと、慌ただしく事務的に過ごす時間で、早く終わらせて寝室でゴロゴロしながら疲れをとるのが最優先でした。

つづく


カタログダウンロードはこちら

セミオーダーバスルーム routine [ルーティン] について
くわしくはカタログページをご覧ください。

製品に関するお問い合わせはこちら

製品に関するお問い合わせはメールフォームから承っております。
ぜひお気軽にお問い合わせください。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次